東部大阪経営者協会
労務・人事委員会
 

労務･人事･福利厚生諸制度の変革、並びに厚生労働省から相次いで出される法令への対処と、その処理はますます複雑多岐にわたる傾向にあります。しかしながら、管理・監督者の代替わりが進み、生き字引のようなスペシャリストは、少なくなったと言うのが現実ではないかと思います。

また、ここ数年は、間接部門人員の削減で労務・人事部門も例外ではなく、属人的な業務の最たるところである実務処理のレベル低下が懸念されます。加えて、労働組合のある無しに関わらず、個別労働紛争も増加しています。

そこで、これらに対応するために、担当者の参考に供するため、後任･後輩の指導書として多くの業務を単位業務別にまとめた、マニュアルを作成しました。マニュアルは作成した足元から陳腐化する運命にありますが、基本業務はそう変わらないものと思います。

このマニュアルを各社が実際に定め運用されている、実態に応じて書き換え・削除して頂き、レディーメードのものではなく、オーダーメードのものにして活用していただければ、所期の目的は達成されたものとなります。
編集に当たっては、膨大な量なので当委員会のメンバーに分担して作成していただきましたので、末尾に当委員会のメンバー表を掲載し謝意を表します。